Dezart

制作の流れ

制作の流れ

FLOW

ヒアリングにて得た情報の整理

Flow 01

お客様が何を求めていて、どういったことを表現したいのかという情報を、書き出しや図にすることで整理します。いただいた情報の中で、メインで使うものや置いておくもの、スパイスとして使用するものなどをチョイスします。

料理で例えると「下処理」の段階で、提供していただいた材料の鮮度を見て取捨選択をしたり、作る料理に合うように具材を切ったり、おいしく作る前の準備をするイメージです。


ブランドに関するリサーチ

Flow 02

次に行うのがリサーチです。リサーチでは、ブランドについてはもちろん、業界のことや流行、さらには競合他社のロゴなども調べます。ロゴにおいて、差別化が重要な中で、類似しているロゴになってしまわないようにするにあたって重要な作業になってきます


キーワードのキャッチアップ

Flow 03

ロゴマークには様々な思いが込められているのですが、まずはその様々な思いをキーワードとして集めます。例えば「自由」「広い世界」「出会い」「深い」…もちろん、採用されなかったキーワードも存在します。ヒアリングの際に無作為にいただくたくさんの材料の中から、キーワードを見つけ、使うものと使わないものを振り分けます。マインドマップを使って相性を考えながら組み合わせていく…これがキーワードのキャッチアップです。


コンセプトワークの実施

Flow 04

コンセプトワークとは、形をただ作るのではなく裏側にある意味を言葉で明確に表現をする作業です。いわば、ロゴの設計図となる大切な作業になります。Dezartであれば、『STEP3』で行ったキーワードのキャッチアップから「クジラのように、広く深くお客様と繋がれるように」というのがコンセプトになります。そのコンセプトを決めるために考えるのがコンセプトワークです。


スケッチワークを実施

 Flow 05

コンセプトを決めたらいよいよ、アイデアを書き出します。これだ!という作品に出会うまで、多い時では何十個ものアイデアを出すこともあります。様々な角度から、キーワードやコンセプトを組み込んだ形を創造し、アイデンティティを持ったロゴマークを完成させます。

ロゴマークとキーワード

ロゴマークの形は、「言葉」からできています。ロゴマークには様々な形がありユニークな形をしているものがたくさん存在します。どのようにしてその形がうまれるかというと、キーワードとなる言葉をいくつ組み合わせ、それらを一つの形に込めることで、特徴的でユニークな形になります。実は、一つのロゴマークの中に様々な思いや言葉がつめられているのです。

例えば、Dezartのロゴはクジラのマークになっていて、そこには「たくさんの色んなお客様に出会いたい」「出会ったお客様と深くお付き合いをしたい」「自由で広い世界にいたい」といったような意味が込められています。なぜクジラにつながるのかというと、クジラは生き物の中で一番広く回遊することができ、深いところまで行くことができます。世界中を回遊するクジラのように、広く深くお客様と繋がれるように願いが込められているのです。

修正時の注意点

ロゴマークの修正、微調整をする際、最も大切なのは「最初に掲げた目的の軸からずれていないこと」です。

例えば、クジラで作っていたDezartのロゴをアヒルに変更できるか?と言われると、最初のコンセプトから大きくずれており、それは修正ではなくロゴマークをもう一度1から作ることになります。

また、お客様からいただくご要望に関しても、女性がターゲットであるにも関わらずもっととがらせてほしいという要望や、穏やかなイメージを打ち出したいにも関わらず原色の補色を使いたいなど、好みだけの修正ではロゴマークのアイデンティティは失われてしまいます。

デザイナーの中には、お金をいただいているのだからお客様の要望通りにすればいいという考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その依頼は本当に依頼者様のためになるのかどうかという部分をしっかりと考え、専門知識を活用した提案をするべきではないでしょうか?

ロゴマークにとって「企業の価値観やこだわりが一目見てお客様に伝わる」ということが大切であることを忘れずに、お客様のご意向をしっかりと汲み取り提案していきましょう。

納品データについて

形式:納品データの形式は主に4つあります。

①Illustrator ②PDF ③JPG ④PNG

今後何にロゴマークを使用していきたいかによって、納品してもらう形式も選んでいけるようにしましょう。もちろん、すべての形式で納品いただくと幅広く活用できます。

マニュアル:ロゴの使用マニュアルはロゴマークを正しく使うために大切になります。いわばロゴマークのルールブックです。ロゴマニュアルを作成するかの選択は主にヒアリング時にお伺いします。納品した後、ロゴの活用方法を間違えるとロゴマークの効果が半減してしまい思うような結果が得られないことがあるので、マニュアル内のルールに沿って使用いただく事をおすすめします。

ここでは誤った使用例として、色を変えての使用や向きを変える事などがNGとされています。これらの誤った使用をすることは、ブランドイメージの統一が図れずロゴの効果を発揮できなくなってしまうためです。

ロゴ作成を依頼した業者とは違う方に看板の制作や名刺の作成をお願いする場合、ロゴマニュアルを使用することで、ブランドイメージを統一したものが完成します。会社やブランドイメージを広くアピールするにあたりロゴマニュアルは必要になってきます。

ロゴマークができたら

ロゴマークが完成したら、ロゴマークを正しく使うことが大切になります。出来上がったカレーに、いろんなものを加えると味が大きく変わって台無しになってしまうのと同じように、基本的にロゴマークを加工することは控えたほうがいいでしょう。

ロゴマークを統一することは、ブランディング展開においても有効になります。

ありがちな加工としては、ロゴを引き延ばして使ってしまうことや、文字の横幅を狭くする長体や文字の高さを低くする平体などがあります。

一番伝えたいことは「マニュアル通りに使ってください。」ということです。ロゴマニュアルを受け取っている方は、しっかりマニュアルに沿って使うことをおすすめします。

 

また、ロゴマークを使ってブランドを展開していくのであれば、ロゴをデザインした人に一貫して任せるのがいいでしょう。ブランドイメージの構築にあたっては、デザインの統一というのは非常に大切になってきます。

例えば、異国の地でセブンイレブンのマークを見つけると安心することでしょう。しかし、そのロゴマークが紫や青といった色味だった場合どうでしょう?一気に安心感がなくなると思います。また、マクドナルドをイメージしてくださいというと、赤に黄色のロゴマークが思い浮かびませんか?それは、ブランドのイメージがきちんと構築できている証拠です。

このように、ブランディングの統一にあたっては、最初のヒアリングで聞いている企業のアイデンティティというのが大切になってくるわけですが、加工をしすぎるとこのアイデンティティがなくなってしまう可能性が高いです。

ロゴをデザインしたデザイナーは、きっと企業・ブランドのことをよくわかっているはずです。作成したロゴを名刺や封筒、看板などへ展開する際は、ロゴを作ってくれたデザイナーに任せるとブランドの統一が図れるのではないでしょうか。

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